HANA-MOMO’s diary

日々の思いを思いのままに・・・ ぼちぼち書いていきますのでよろしくお付き合いくださいませ。

幼い日の記憶

ほっこりする一冊

私が大好きな本! 私もかなりのおばあちゃん子 私のおばあちゃんは、この本のおばあちゃん、梅さんより一回りは上の年齢。私が中学校にあがってまもなく脳梗塞だったろうか・・・庭先で倒れ その頃はまだ救急車もあまり見ない様なころで 一週間ほど寝込んだおばあちゃんを かかりつけ医が毎日往診していた。おばあちゃんは倒れてからずっと軽いいびきのような寝息をたてたまま亡くなるまで眠りつづけた。私は学校にいる時間を除いてずっと座敷にねかせられているおばあちゃんの傍らですごした。亡くなった時のおばあちゃんは ホット微笑みかけるような笑みを浮かべていた。幸せそうな笑みだった。きっと素敵な所へ行ったんだなと思った。

梅さんと小梅さん を見ると あっ!おばあちゃんもこうだったなー。おばあちゃんはこうだったなー。そんなことを思いながら あの頃にかえってゆくのです。

おばあちゃんの何を知ってるわけでもないけど 二人で過ごした時間だけが宝物のように 大事な思い出です。

そして亡くなって何十年とたつけれど確かに私の中に生きつづけているのです。

この本を読みながら 暫し幼い日の記憶に戻っていきます。