HANA-MOMO’s diary

日々の思いを思いのままに・・・ ぼちぼち書いていきますのでよろしくお付き合いくださいませ。

桜が咲いたら 遠い昔に・・・

ウーパールーパー (今日の話題に関係ないけど 丸っこくてかわいい)

 

遅かった桜が少しづつ咲いてきた。今年は入学式まで咲いているかも…

昨日は多くの企業が入社式 桜咲く中 社会人が一杯誕生した。私の勤めていた会社も入社式だった。テレビの地方版ニュースを見ていたら ピカピカの新入社員が 十年後には会社を担える人材になっていたいと 期待に胸を膨らませていた。

自分が ひどく年を重ねた気がして・・・

 

文章を書くのは下手だけど好き

そんな風に導いてくれたのは 中学1年生の時の担任

美術の先生だった。 優しい目をした少し大柄な男の先生だった。

美術の先生だったのに 絵を教えてもらった記憶はあまりない。美術部のアトリエは 洋館の塔の屋根裏部屋にあった。 今思い出すのは カーキー色の 絵具で汚れたスモックを羽織った先生の姿

私は絵は 全然かけない人だったので 当然美術部にも入らなかった。 でも 時折アトリエには出入りしていた記憶がある

 

中学1年生 1クラス30人余りだった気がする 6人位の班に分かれ 班行動をとらされていた。班には日誌があり 順に自分の思ったことを書いて 先生が毎日コメントを書いてくれる。でも私は何がきっかけか それとは別に個人日記をしていた。毎日日記を書いて先生に出す。 早い話が先生との交換日記 日記帳は実家を取り壊し建て替えるまでは実家にあったのをきおくしている。

先生はつたない私の文章を一生懸命読み 真剣に向かい合い 赤ペンで毎日コメントを書いてくれた。小さなことで悩んだり 思春期の入り口に立ち始めていた私に本当に真摯に向かい合ってくれた。 私だけじゃない班日誌の他に 私のような個人日誌を何人か書いていた物すべてに真摯に向かいあっていてくれたのだ。

今考えても頭の下がる思い。

そしてそれとは別に 私は詩を書いていた。 詩と呼べるものかどうか 単なる短文

でもそれにも先生は真摯に向かい合ってくれた。

1年の終わり 先生はそれに簡単な挿絵をいれ 詩集を作ってくれた。 残念ながら日記と共に今は現存していない。 残っていたら見てみたいような気もする。

詩はずっと書き続けるようにと勧めてくれたが それ以来書いていない。

今となっては あの頃の様にまっすぐな目で物事を見れない私には何も思い浮かんでこない。

今の自分にも 詩は書けるのだろうか 一度ゆっくり ひねり出してみたいとも思う。

 

そしてあんなに担任の時期の先生を覚えているのに 2年3年の時のその先生との思いではない。

学校を変わられた記憶は無いし 美術は当然習ったはずなのに・・・ほかの先生 あまり好きでなかった先生の事まで思い出すのに その先生の事だけ思い出さない。

なぜだろう・・・

 

そして 現在 先生はどうされているんだろう。ご存命ならお会いしたい気がする。多分私の親と変わらない歳だと思うのだけど・・・

遅咲きの桜を見ながら ふいに思い出し 無性に懐かしくなった先生

今も元気にしておられることを祈りながら

今日はこの辺で・・・

頑張って 詩 かいてみようかな・・・