HANA-MOMO’s diary

日々の思いを思いのままに・・・ ぼちぼち書いていきますのでよろしくお付き合いくださいませ。

奈良県にて①  彼岸

奈良県 壺阪寺 にて

今年の春の彼岸は3月18日から24日まで 一日の昼と夜の長さが同じになる春分の日がを軸に1週間 お墓参りをされた方も多いのでは・・・
私も彼岸の入りの日にお墓参りをすませた。

お祖母ちゃんの受け売りは 彼岸はあの世とこの世が一番近くなる日だから ご先祖様に会いに行く日。 お盆はご先祖様をお迎えする日。と教えられた。

今年の彼岸は 本当にあの世とこの世が近かったのか 私の周りの人が次々あの世にいってしまわれた。 僅か3、4日の間に3通もの弔電を打った。パートナーは毎日喪服を脱げなかった。

桜の花を楽しみに 待ち兼ねるかのようにあの世に行かれた知人とこれが最後になるかなとお会いしたときのお話が 鬼灯と盆の精霊馬の話だった。「元気な茄子や胡瓜の精霊馬が良いな」 「鬼灯はどんな飾り方する?」 そんな話をその場にいた誰もがまるで雑談のように話をした。あと暫くしたら対岸に渡るその人を交えて・・・

ある意味 不思議で 何でいまそんな話をと頭の中には巡りながらも 関西はね! 九州はね! 家はね! と たわいもなく会話を楽しんだ。

そして その人はまるで旅に出るように飄々と旅立った。

きっと この人は 彼岸には対岸に立ち 墓参りに来た私たちに 「おーい」と声をかけて来るのではないかと・・・ そしてお盆にはシャキシャキの胡瓜の精霊馬に乗って 「ただいまー」と帰って来るのではないかと・・・ 

ただ飄々と・・・

 

彼岸も終わりなに近づいた雨降る日 桜の壷阪寺にお参りをしてきました。

今日はこの辺で・・・ 奈良の 旅の話は又追々・・・