今日は鏡開き もう正月も10日以上が経つ 勤めていた頃は会社で毎年決まっておぜんざいを食べた。退職して三度目の正月 我が家はいつもかき餅を作る。バリバリに乾燥したお餅を 刃物は使わない習わしで ビニール袋に入れて金槌で割 てで砕き油であげる。熱いうちに塩を振り掛ける。
小さい頃 お正月には沢山のお餅をついた。丸く丸めて鏡餅 小さい丸いのはお雑煮や焼きもち 七草粥用(餡入りに白餅) つきたては 大根のおろし きなこ で食べた。最後に作るのが のし餅 お重に流し入れて固める。固くなってから切りもちにする。餅に塩や砂糖で味付けをしたり 昆布や桜エビの乾燥を入れたのし餅は正月明けにおばあちゃんが 薄く切ったり 細かく切ったり かき餅やあられにになり お餅が無くなってから春先までのおやつや お雛祭りのお供えのあられになった。今では道の駅等でときおりみかける。
2月になると おばあちゃんは 麹を買ってきて甘酒や味噌をつくってくれた。味噌は一年中の食卓に上がり 甘酒は寒い冬の体を温め お雛祭りの白酒がわりになった。現在の様に豊かでは無い時代だったけど楽しく暮らしていたんだなと思う。そしていま 一つ一つ思い出しながらゆっくり生きていける事が幸せなんだと思う。
でも大人になってしまうと 嗜好が先に・・・ 鏡餅あられはカレーパウダーを追加。ビールのお供つくりに・・・
さあ 今夜のおつまみ出来た!😋
ではこの辺で・・・ 次は何を楽しみましょうか?