HANA-MOMO’s diary

日々の思いを思いのままに・・・ ぼちぼち書いていきますのでよろしくお付き合いくださいませ。

自分は自分 他の何者でもない

にゃおーん!おらはおらだ!

勤めていた頃 大学生のアルバイトさんがいた。

さらさらの髪を市松人形の様に綺麗に切り揃え ほっそりとしていて肌も綺麗 真っ赤な唇 でも正真正銘の男の子である。

力持ちで優しい。話をすると低音の良い声で答える。

ある時 彼と話した事があった。

僕はトランスジエンダーではないけど 出で立ちのせいか良くそういった話や質問を受ける。外見で判断されるのだろうけど不快だ。

不快と言うのはトランスジエンダーと間違われるとかそういうことではない。人を見た目だけで判断される事だ。僕のかみがサラサラなのも 肌が白いのも 生まれつきの僕の個性だ だからどうと言うのだ 僕は 男性である前に僕個人だ・・・

僕は僕だ! 

彼は苦しそうだった。 

男性とか女性とかと言うことでなく人間と人間として過ごして行くことはそんなに難しい事なのだろうか

 

むかしむかしあるところに 大きな庄屋さんのおうちがありました。庄屋さんは村一番のお金もちでいつもいばっていました。ある時庄屋さんのお家で法事がありました。朝から準備で大忙し そんな庭先に朝からみすぼらしい袈裟をかけた みすぼらしいお坊様がうろうろしています。庄屋さんは小僧さんに そのみすぼらしいお坊さんを追い払うようにいいつけます。でもそのみすぼらしいお坊様はなかなか立ち去ろうとはしませんでした。お坊様が 「今日はこの家の法事の供養にまいりました。主人に取り次いでくだされ」 小僧さんは困り果て庄屋さんを呼びにいきました。庄屋さんはお坊様に「当家ではあんたのようなみすぼらしい坊さまを呼んだ覚えはない。今日は大事な法事がある。さっさと立ち去れ」と追い払います。さて 親類縁者も集まり法事を始める刻限になりました。でも一向におまねきしていたお坊様はこられません。困った庄屋さんは小僧さんを迎えにやりました。小僧さんが寺に行くとお坊様が出てこられて 小僧さんに風呂敷包みを渡し「帰ったら庄屋さんに風呂敷包みをわたしてこういいなさい。私は朝早くからご供養させていただきに伺いましたがおいはらわれました。庄屋さんが今日来てほしかったのは私ではない。この風呂敷に包んでいる立派な袈裟だ 仏壇の前にこの袈裟を置いて供養されるとよろしかろう」

 

人は外見ではない。 自分は自分 ありのままの自分 他の何者でもない。

自分に自身をもって自分らしく前向きに生きていこう。

色眼鏡で見るやつ 外見で判断するやつ くそ食らえ!

 

まあなんとはしたない くそ食らえ だって 一応女の子なのにね! って これも堂々巡り・・・

 

今日はこの辺で・・・

おやすみなさい! まあなんと言う寝相でしょう