HANA-MOMO’s diary

日々の思いを思いのままに・・・ ぼちぼち書いていきますのでよろしくお付き合いくださいませ。

夏のご挨拶

今年も戴きました。お中元?!

帰宅するとポストに見覚えのある紙が少し顔を出しひらひらしていた。わくわく!何か送り物がきた! 早速再配達の連絡をする。 「あのー生物なんですけどご自宅におられますかー?」猛暑の一年でも荷物の多いこの時期 電話の向こうの配達員の声は疲れていた。そうか・・・携帯電話でかけてるから自宅とは限らないものね

「自宅にいます。何時でもいいですよ!」の声に 「後で伺います」配達員の声は少し元気を取り戻した様に思えた。

不在票を見たとき 贈り物の想像はついていた。

毎年 お中元と称してパートナーと私の共通の友達が贈ってくれるのは 桃! 私は 今年も桃がやってきた!と わくわくウキウキ

ピンポン!配達員がやって来たのは20時を少し過ぎていた。今日の最終配達らしく疲れた顔から少し清々しいプロの配達員らしい愛想の良さが伺えた。

「ありがとうございます」荷物を受取り 直ぐに開封ください。のステッカーを横目に箱を開けた。桃の名産地のももが箱に窮屈そうに収まっていた。プーンと桃の良い香り 私は携帯を取り 荷物届いたよー。有り難う!と頂き物したとき位しか打たない短いメールを打った。 そしてふと 荷物のやり取り位しか打たないメールに 便りの無いのは無事な証拠 とちょっとご無沙汰している自分を養護した。

昔は自分が住んでるのが桃の名産地だからと言って和歌山の桃をどっさり送ってくれたり こっちから「桃食べたい」とおねだりしたりしたものだった。時が流れ 年を重ね それは美味しい物を少しずつ味わうと言う形に変わった。

最近 今年で年賀状やめます。とか お中元お歳暮辞めましょう。という話をすることが多くなってきた。経済的負担や色々な事情は有るのだろうけど 私は形を変えても経済的に負担にならない形で年に一度位 大切な人を気遣う 大切な人の近況を知る機会はなくしたくない。きっと「今年で終わりにしましょう」は儀礼的なお付き合いをしていたんたなー。と 少し寂しくおもいます。

お中元・・・お世話になった人に日頃の感謝を込めて贈る夏のご挨拶 中元とはもともとは道教の習俗の一つで旧暦の7月15日の事。

道教・・・中国の三大仏教の一つ 儒教 仏教 道教

私の幼い頃は お中元と言うと お嫁にいかれたおば様の嫁ぎ先に 鰻や牛肉の様な精の付く食べ物を暑さに負けず元気にお過ごしください。とご機嫌伺いに持って行かれた記憶があります。又実家から届いた進物を母が喜んで食べさせてくれた記憶もあります。

色々な事が色々な形に変わっていくのですね。

今は 自分へのご褒美にお中元やお歳暮のパンフレットから産直品等 自宅に贈る人もおおいとか・・・